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2005年12月23日 (金曜日)

2月1日まであと39日 タヌキ君のこと

自信についての話。
以前、私のクラスに同じ有名中を志望する3人の生徒がいました。
3人ともそれほど成績に違いはなく、それぞれ得意不得意の違いはあるものの可能性50%前後でした。

その中の1人が(あだ名はタヌキ君でした)受験が間近いある日、私と二人だけになったとき、
「みんなだいじょうぶかなあ、受かるかなあ。」
「おいおい自分はどうなんだ。人のことより自分の心配をしなさい。」
「いや、ぼくは受かるから。」
え? と思うくらいきっぱりと、それはもう決まっているかのごとく静かに言い放ちました。
ふだんからそれほど子どもらしい元気さはない子でしたが、たまにふーんと感心させることや、大人顔負けのおもしろいことを言う生徒でした。
もう詳しくは憶えていませんが、友だちから「おい、タヌキ」なんてからかわれると「君にはこの葉っぱのお札を進ぜよう」なんて返していました。

「いや、ぼくは受かるから。」
そのとき、私も確かに受かるな、と思いました。
いえ、思わされました。
その確信はどこからくるものだったのかは未だにわかりません。
もちろんその子は、実力で見事第一志望校を突破しました。
また、他の2人も友人の心配が通じたのか、受かることができました。
3人がそろって学校の制服を着て遊びに来てくれたときには、何だかまぶしく見えたのを憶えています。
その教訓(?)からか、今はその確信を生徒に与えるような材料を意識して作っています。
根拠のない確信も自分から信じることができれば本物になることをその子が教えてくれました。
人のことを心配できる気持ちの余裕も、勝利の理由だったのかもしれませんね。

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