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2006年3月27日 (月曜日)

算数のセンス

センスが良いとか悪いとか、よく言われることと思います。

さすがに大人になるとそれは確かにあると思います。

私自身もそうですが、これまでの生き方や人生観で、受け入れづらいものに対してはなかなか柔らかな見方ができないものです。

脳の思考回路が一方通行になってしまっているようです。

物事に対してセンスが良いとは、それに対して鋭敏な神経を持つということですね。

そのものに対して、柔らかな発想や微妙な感覚を持てるとき、「センスが良い」といいます。

話は少しそれますが、私が算数や数学を教える際、守っていることがいくつかあります。

そのうちのひとつは決してその子の現在の能力や学力を否定しないことです。

「こんな問題ができないのか」「おまえ、頭悪い」

そんなことを言うのは当然教師として素人です。

しかることはあります。

ふだんはわけがわからないことを言っている変なおじさんですが、その時はかなりおっかない大人かもしれません。それも1年に1回あるかどうかですが。

しかしそれは、道を外れているとき、あまりにもやるべきことをきちんとやっていないときです。

「頭が悪いなら悪いなりにがんばれ」「天才じゃないんだから努力しなさい」

これも言いたくないです(言いたくなる大人はいますが。でもじゃあ自分はどうなのかとも思ってしまいます)。自分で言っている分なら価値があると思います。「無知の知」ですね。

しかし、人から言われることではない。子どもには言うべきことではないと思います。

子どもの能力は無限大なのです。天才の素質を秘めています。

大人に比べて、子どもは、か細くもその能力の可能性を持っています。

大人になると言うことは、良くも悪くも自分で自分を相対評価できるようになることかもしれません。しかしそこで、真の天才でない限りは天才の道は閉じています。

子どもは強い否定を受けない限り、あらゆる方向に才能の芽を持っていると思います。

私は目の前の子すべて(今はメルマガのお子さんたちもですが)算数の天才にしたい。

少なくとも算数のセンスが良い子にしたい。

否定することなく、その子にとって正しい学習方法と教材を与えることができれば、必ずそうなると思います。

もちろん、そうそう、うまくいくことではありません。

でも毎年、レベルの差はありますが「目覚めたか」と思う瞬間があり、それが喜びです。

この「目覚めたか」の瞬間が何回か繰り返せば、それは「算数の天才」に近づいている証拠です。

「お、こんな問題まで何とかするようになったか」

私の至福のときです。

算数のセンスは、環境で作られる後天的なものだと信じています。

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