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2006年3月 4日 (土曜日)

教えたい気持ち。習う気持ち。

何事もバランスが大事です。

よく言われることですが、馬を井戸まで連れていくことはできても水を飲ませることはできません。

教えたいという気持ちと、習いたいという気持ちがどちらも高いレベルで一致しているのが一番でしょうが、なかなか難しいものです。

はじめから算数や数学に興味なり好奇心なり良い印象があれば楽なものですが、誰でもそうであるはずはなく、むしろそうでない方が多いです。

生徒にとって初めて教える内容については気を使います。

人どうしでもそうですが、算数の問題も好悪は第一印象で決まるところが大きいです。

算数や数学は好悪のはっきりする科目ですから、これは気を使わないといけません。

あ、わかった。ちょっとおもしろいかも。

そんな感触がないとなかなか自分のものとして消化してくれません。

そこで講師はあらゆる手を尽くして、今教えていることがいかに楽しいか伝えるわけです。それをできる講師が良い講師と言えます。

問題の考え方や解くテクニックをただしゃべっているだけでは伝わりません。

ここは言うのが難しいところですが、問題の解法を伝えることを通して、もっと奥の理解というか、脳に刺激を与えるような教え方でないといけません。

わかりたい、習いたい、と言う気持ちをどうやって高めるのか、それが教える側の力量になります。

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