残り10ヶ月!?
春期講習(春休み?)がもうすぐ終わりますね。
6年生は残り10ヶ月、このあと合不合予備をはさんで、すぐゴールデンウィークです。
予習シリーズ6年のこれからの算数に関して少しお話を。
速さが一段落すると、ゴールデンウィークをはさんで、怒涛の図形です。
これまでの単元は復習半分で進んできましたが、図形に関しては新出単元が多くなっていきます。
まずは図形の回転移動など、和と差をはさんで、図形上の点の移動、立体の切断と初めて習う生徒にとってはたいへんな単元が続きます。
そして最後にとどめの「場合の数」をやって、合不合予備の2回目、結果はどうかなと思い、待っていると夏期講習の始まりです。
一喜一憂せず、悩むことなく、日々気持ちを切りかえて前向きに学習していかないと流されてしまうかもしれません。
すべて順調に学習できれば、それに越したことはありません。
しかし、ふつうは子どもだけではなく大人でも、動くもの、立体、数えるものは、よほど慣れているか、詳しくないと理解が進まないところです。初めて見るなら尚更ですね。
子どもの理解度に応じて、おさえるべきポイントだけはしっかりおさえて、(気持ちは)後ろを振り返らない学習が望ましいと思います。
また、学習する上でつまずきの原因になりそうな小石はできるだけ先に取り除いておいてあげたいものです。
生活面もそうですが、算数の学習自体もそうです。手前味噌ながら、メルマガの春期特別プリントはそこを意識して作りました。
日々の算数の学習で穴を見つけても、ふだんの1週間単位の学習ではさかのぼるにも限界があります。
春期講習前に、私のクラスでは立体の切断の基本をやりました。
こういうものは先に見ておくと違います。シリーズで、これをあつかう頃には忘れているとは思いますが、1回見たことがあるものと生まれて始めて見るものでは理解度が違います。1週間で理解させるのには苦労することが見えているので、苦肉の策ですね。
そういえば、この頃、ホームページの方でリンクさせていただいた
のページで、3回にわたり「空間図形」の学習法の考察が書かれていました。役に立つ空間図形のホームページの紹介もありますので、気になる方はぜひご覧になってください。お勧めです。
本当は立体の切断など、実物を見るのが一番ですが、コンピューター上で見るそれも効果的です。ふつうに教えると嫌がる単元も、工作教室やパソコン上で動くものなら楽しんで学習できます。
小6の皆さん、ちょっと今回はあせらせるようなことを書きましたが、まだ10ヶ月あります。
本当の勝負は夏からです。それまではあせらずじっくり、夏に備えて基本を固めましょう。
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