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2006年4月 6日 (木曜日)

数の話

1884、2198、3768、4082、5652

これらの数に共通することはなにかわかりますか?

この数を見て、すぐにピンときたあなたは、塾講師か中学受験経験者でしょうか。

18.84、21.98、37.68、40.82、56.52

こうするとピンと来る人がさらに増えるかも知れません。

18.84=6×3.14

21.98=7×3.14

37.68=12×3.14

40.82=13×3.14

56.52=18×3.14

円周率を3.14としたときの、どれも円やおうぎ形の問題の答えとしてよく出てくる数字です。

考えてみると、中学受験の算数を学習しない限りはあまり意識しない、見慣れない数なのではないでしょうか。

小学生の頃に意識しなければ、中学で気がついた頃にはすべてπ(パイ)で計算しますから、下手をするとほとんど見ていないかもしれません。また、「円周率は3としなさい」で習っていれば余計そうです。

今回は、それが良い悪いの話ではありません。

数を見たときの印象、思いは人それぞれに違ってあります。

たとえば、上記の円周率の計算で、37.68は中学受験生にとって、また、受験算数の講師にとってよく見る数です。これが36.68では妙に落ち着かない。

36.68が生徒の解答だったら違和感があり、きっと間違っていると見た瞬間に思いますね。

もちろん円の問題でなく、たまたまそうなった正解かも知れませんが。印象では誤答です。

343はどうですか?

7をたすと350で、350=7×50ですから、343=7×49です。

49=7×7なので、343=7×7×7です。

数を見て、その裏の数の関係まで見えている場合とそうでない場合では、明らかに見えないところで差がつきそうです。

こういう数の感覚の積み重ねが算数の底力になります。

先日、中学生に数学を教えている同僚が嘆いていました。

はじめて塾にくる中学生はかけざん九九が危ない、と。

話にはよく聞きますが、その先生いわくなぜか「ろくはち」は42になる、と。そう憶えている子どもをなぜかよく見る、と。

これは地域特有のことなのか、全国的なことなのかはわかりません。

2002年前後の新指導要領のもとで学習してきた子が、今、中学に上がってきていること関係があるのかどうか。

56.52や343とはレベルの違いがありますが、6にも8にも7はありませんから、どうやっても7でわれる42はでてこないと思います。

しかし、今の中学生はそんな甘いものではない、とその先生にたしなめられました。

このレベルの数の感覚がないとすると、学校でも塾でも習ったことは砂の城かもしれませんね。それこそ100マス計算をさせるべきかもしれません。

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