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2006年5月26日 (金曜日)

子どものやる気をひきだすには。その1

~掲示板から~ いち家庭教師さんに。

ここ2日、寝てしまう子どもの記憶を紹介しました。

他にもいたかもしれませんが、この2人の印象が強く、また、他の子どもたちは軽度(?)だったように思います。

そこで今日は子どものやる気について、考えてみたいと思います。

講師が一生懸命に教え、生徒がそれに応えてどんどん吸収していく、これが理想です。

講師のがんばりと子どものがんばりが比例する、または相乗効果で高めていく、それがいいですね。

しかし、現実にはそれは正比例ではなく、和が一定であることが多いように思えます。

下手をすると反比例かもしれません。

講師と子ども、親と子ども、それぞれがんばり度合いの和は100で、あとはそれをお互いの関係で分け合っていることが多い気がしてなりません。

うまくいっていない場合はこれが100・0に近いのではないでしょうか。

もちろん、たとえば20・20ではお話になりませんが。

親がとにかくよくしゃべる家庭の子どもは、往々にして無口で国語が弱かったりするのを見かけますが、それに似ているかもしれません(もちろん、親と子が和気あいあいで、よくしゃべりあっている良好な関係もよく見ます。話し上手、聞き上手の関係がうまく取れています)。

子どものやる気には、講師と子ども、親と子どものお互いのバランス、ポジションが大きく影響しています。

講師にしても親にしても、手取り足取り、子どもの気持ちを慮り、先回りして転ばないようにしていては成長は鈍り、自分で問題を解決する能力が劣るようになるおそれがあります。

間違えないように教えることも大事ですが、それ以上に間違ったことを正しく指摘できることの方が大事です。

さらには、間違ったことに自分で気がつく力をつけてあげることはもっと大事です。

人のことはあまり言えませんが、転んで自分で立ち上がった経験が、人を成長させます。

受験がその子にとって、自分のことでなければなりません。

親や講師から言われる前に、自分が思っていなければなりません。

しかし、それは親や講師が口を酸っぱくして言ったとしても効果があることは少ないように思います。

結局は人から言われたことなのですから。

では、どうするか。

形はどうあれ、自分で選んだ、自分が行きたい学校、目標があるのが一番効果的です。

人から言われたからではなく、自らが望んだ道、選んだ道であると言う認識が必要です。

仮にそれが親がひいたレールであったとしても、自分で選んだのだという自覚を持てるようにするべきです。

自己責任ですね。

小学生にはまだ難しいことなのかもしれません。

しかし、そこは、親や講師が上手に誘導してあげるべきだと思います。

講師と子ども、親と子ども、そのバランスとポジションを見直し、お互いが気持ちのよい関係を築く、それが第一歩ではないでしょうか。

うーん。

まだ、回答になってないような。

言いたいことがじゅうぶん言えていないような。

……

と言うことで、まだ、続けてみようと思います。

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コメント

子どもをやる気にさせる方法がまとめてあるうサイトです。ちょっと内容が薄いかな。

http://taku-web.com/

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