リンク

« 数の感覚 | トップページ | 7×18 »

2006年7月 4日 (火曜日)

勉強時間のこと

お勧めの学習時間は学年にもよりますし、時期にもよります。

さらには子どもにもよります。

低学年ならば学習の姿勢を身につけるために、短時間でもよいので、毎日決まった時間に机の前に自分から座って勉強できるようにしたいものです。

受験を意識しなければいけない学年ならば、塾などで習ったことが自分でじゅうぶん理解できるようになるくらいの時間は使ってほしいものです。

わかったことと、できることは違いますから、どうしても定着、確認の時間は必要です。

しかし、これが算数になると難しいかも知れません。

計算やドリルならともかく、塾で習ってくる特珠算などは、いわゆるできる子とできない子では必要な時間とその密度はまったく違います。

塾で習った時間の半分から同じ時間くらいは、自分で解いてみる時間にあてましょうとは言っていますが、実際はできる子の方が時間をかけていたりします。

また、できない子は時間は使っているかも知れませんが、机の前で気絶状態(失礼)であったりすると早く寝かせた方がよいと思いたくなりますね。

話は少しそれますが、成長段階にある子どもの睡眠時間を削ることは、その後の成長に悪影響であることは実証されているようですから、眠い状態でがんばり通すことはお勧めできません。睡眠も大事な学習時間の一部です。

多少は精神の余裕を残しつつ、無駄な時間を少なくして学習にあてたいものです。

さて、最適な学習時間はどのくらいなのでしょう?

塾・または塾講師はどうしたって、勉強勉強と追い立てます。

私の場合も毎回課題を、ニッコリ笑って鬼のように出しています。

「最低でも~まで、もっとできる人はさらに~まで、もっともっとがんばってみたい君は、~までやってもいいよ、ここまでやれるとすごいなあ、すばらしいなあ」

ほめてもらえるのがわかっていますから、数人は最後までやってきたりします。

あとで、他の科目の先生に宿題やっていなくて注意されていたりもしますが。

大事なのは親のマネジメント能力かも知れません。

塾は(私は世間の塾の代表者でも、代弁者でもありませんが)ここまでやっておくと万全であると指針を出します。目標を掲げます。

塾にもよるでしょうが、さあ、ここまでおいで、とゴールで待っています。

いつもゴールまで行ければよいのですが、そううまくいっていればラッキーです。さらに課題をある程度、余裕を持ってこなせているようだと、ゴールをさらに遠くにしたりします(私だけ?)。

成果をあげつつ進んでいくためにはある程度の時間は必要です。しかし、一方では睡眠や精神にしわ寄せがいくようでは逆効果です。

要領を追うことは決してよいことではありませんが、学習時間の組み立ては親がある程度関与した方が良いようです。

学習にかける必要な時間は、子どもによります。理解度によります。

特に算数は、短時間ですむなら、その方が良いです。

事情を考えず無理難題を要求する塾講師(私のこと?)には愛想笑いでごまかしておくべきです。

やるべきことがしっかりできているようなら、あとは睡眠で記憶の定着をはかるのが良いですね。

できていないようなら、あせらず優先順位をつけて最小限度やっておき、いつか時間を作ってやり直すのがよさそうです。

受験がまだ先なら、パズルなどに興味を持たせてやるのは効果的です。

時間をかけずに算数ができる子どもは、実はふだんから算数のアンテナが立っています。すでに無意識のうちに学習済みになっていることも多いのですね。

算数や数学は、ある部分、お約束を学習する教科です。

こうきたらこう、こう言われたらこれと、暗黙の了解がどれだけわかっているかで理解が違ってきたりします。

たとえば、数の推理などで、虫食い算や魔方陣を知っているか、やったことがあるかで理解度が変わります。

何でもはじめてのものに強いのは、本当の天才君だけです。

最後にもうひとつ。

算数や数学はやりだめが効く教科です。

毎日コツコツやることも大事ですが、子どもの興味と問題が合致したときに、ガーッと集中してやることによって、一段上のレベルに上ることもあります。

ひとつでもふたつでも算数で得意を持っている子どもは、解く喜びを知っていますから、あとあと苦手を克服することも(楽とまでは言いませんが)できます。

« 数の感覚 | トップページ | 7×18 »

学習」カテゴリの記事

コメント

回答していただきありがとうございます。
曖昧な質問をしてすみませんでした。
後出しみたいで申し訳ないのですが、「中受で子どもと遊ぼう」という本を読んでいたら、転塾先の先生にその塾の子が一日8時間の勉強をしていると言われ、筆者の子が3時間しか勉強をしていないので筆者が驚くという箇所を読んで、下手すれば週に3時間(塾をのぞく)の我が子の現状にいまさらながら焦りを感じました。最低限の時間でも知って安心したかったのだと思います。一様に正解なんてあるわけないのに…。いろんな角度からのお話をいただき、勉強になりました。
ありがとうございました。

こちらこそありがとうございます。

日記のネタに多少苦労してきましたので、お題をいただけると助かります(笑 ……少し気に入ってきました)。

「~子どもと遊ぼう」は、ずいぶん前に読んだので、そのくだりは記憶にありませんでした。

時期にもよりますが、1日8時間は、どうでしょう?

そこについてもう少し日記に書いてみようと思います。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 数の感覚 | トップページ | 7×18 »

2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

賛数仙人

無料ブログはココログ

最近のトラックバック