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2006年9月16日 (土曜日)

効果あり?

5年で、「整数の分解と構成」の授業をしました。

内容の難しさと教え方によって理解が分かれるところです。

ふつうに学習していると、「数」や「場合の数」は子どもが嫌いやすい単元です(大人も?)。

こういう単元をやるときは、まず、いかに楽しいのか暗示を与えます。

今回も、「さあ今回は素数の話だ、これは楽しいぞー」

ほぼみんなが、「え、素数、うれしいな。楽しそう」

瞬間 …… ウン? なんで?

初めての反応です。

しかもまだ何も楽しさは語っていません。

わからなくて逆に「素数、好きなの?」

「だって、博士が好きな数でしょう」

納得しました。クラスのほとんどが小説または映画で知っていたのでした。

ほとんど前フリなしで、みんな楽しそうにこの単元に入ることができました。

「博士の愛した数式」、思わぬ効果があったようです。

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学習」カテゴリの記事

コメント

効果ありですね。

ただなんとなく見れば抽象的でとっつきにくい「数」なのに、
博士の口を通して語られると、それ自体の面白さが浮き彫
りになる感じ。対象への愛ってそれが深いほどひとに伝わ
るものなのですね。


「楽しい暗示」は真似させていただきます。つい「難しい暗
示(明示)」しちゃうのは良くないですから。

ニコライさん。

いつもありがとうございます。

「博士の愛した数式」とのよい出会いで、子どもたちの精神と学力に変化がありそうな。

それ以前に、思いのほか好評だったことが喜びですが。

それが宿題を減らしたせいであっても。

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