5年予習シリーズ
11月23日は四谷大塚主催の無料学力診断テストでした。
現在の学力測定と、四谷大塚YT-net入会の資格審査テストをかねたものですね。
そろそろ各塾も来年度の説明を始める時期ですから、すでにお聞き及びかもしれませんが、来年の5年生(現在4年生)からYT-netのコースなど仕組みと算数のカリキュラムが変わります。
ここから書くことは来年の5年生についてで、現在の5年生のカリキュラムは変わりませんのでご注意を。
カリキュラムが大きく変わるのは算数だけです。
前回の改訂が2002年度だったので、とても短い期間での改訂になりますね。
算数のカリキュラムは、やや緩やかになります。
5年毎週2単元、6年毎週1単元を、その前のシリーズのように5年、6年ともに毎週2単元にもどします。それによって5年の負担を軽減します。
単純に言うと、5年で多少無理があった回の単元を組み合わせを変えて並べかえたり、回を分け、それであまった単元や難しい単元を6年上に持っていくことになります。
よく問題として取り上げられたのが、ちょうど来週の回になる5年下13回の、合同と相似・通過算と時計算です。
これを例にとって説明すると次のようになります。
相似形は6年上に引越しです。通過算と時計算は分けられて違う回で学習することになります。
予習シリーズもリニューアルします。
私のホームページ『四谷大塚「予習シリーズ」での算数学習法』の中で、
予習シリーズの弱点
弱点1.導入であるはずの例題が難しすぎる。
弱点2.カリキュラムにしたがって学習していくと共通の弱い単元ができる。
弱点3.全単元がまんべんなく決まったページ数で出てくるために、ポイントとなる問題がおさえづらい。
と書きましたが、この弱点1は改善されているようです。例題のページが各回2ページずつ増えて基本から扱うようです。
まさかこれを読んでの改訂ではないとは思いますが。
さらに、今春、4年から持ち上がりの予定で予習シリーズ(基本編)が出されましたが、これは中止(廃版)となり(つまり5年予習シリーズ(基本編)はありません)、そのかわり、演習問題集の基本版を出すようです。さらに、これにも例題がついているようです。
まだ、新予習シリーズは売り出されていません。四谷からのアナウンスだけで書いていますから、多少まだ変更があるかもしれません。
さて、これに合わせて「2009年受験生編」私もまた作り直しです。
より良いものになっていくことは幸せではあります。
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