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2006年12月23日 (土曜日)

冬期講習目前

来週はもう冬期講習です。

早い早いと書き続けていますが、今年も本当に早かった(まだ終わっていませんが)。

冬期講習に入れば、入試までノンストップです。

充実の冬にしなければいけません。納得の春を迎えるために。

来年のことを言うと鬼が笑うと言いますが、来年、一緒に笑いたいものです。

6年メルマガの購読者の皆さん、「算数で合格!」してくださいね。

予想問題はもちろん、他の問題もたくさん的中するとよいのですが。

そういえば、数年前、早稲田実業高校第一志望の女の子を教えました(もしかしたら共学になった初年度だったでしょうか)。

かなりまじめで熱心なのですが、いまいち切れるところがない、女の子にありがちなパターンの生徒でした。

悪いことではないのですが、質問して納得して帰った問題を、またわからなくなったからと次の日に持ってくる、そんな子でした。

数学が本人にとっても悩みの種で、しかも早稲田実業の数学は決して易しくありません(説明会で、数学ができる子に来て欲しいと明言していますね)。

過去問をやってもやっても、ひどい点数を取るばかり、しかし、普通はここでへこむのですが、その子にはそれがなさそうなのが救いでした。

これまた何度も何度も過去問の質問をしていました。

夏明けには、授業のない日に私の空き時間を聞きだし、毎週のように、仲のよい友だちと2人で質問教室を開かされていました。

早稲田実業の応援にも行きました。

笑顔で手袋をつけたままの彼女と握手したのを憶えています。

その日、早実の問題を手に入れたときには少しドキドキしました。

例年以上に難しく見えました。

性差別ではありませんが、女の子に解かせる計算レベル、問題レベルではないように見えました(もっとも女の子の方が高得点を要求されますが)。

少なくともその子が得点できるレベルの問題には見えませんでした。

しかし、受かっていたんですね。

合格はうれしいものですが、偏差値をはね返しての合格は喜び倍増です。

それにも増して、その子の並大抵ではないがんばりを知っていますから尚更のことです。

合格を知らせにきてくれたときのこと。

「すごいな、やったな!」

「先生、数学の問題、先生とやった問題がもろに出たんだよ。それで何だか自信が出て、他もできたの。」

「そうだろう、やった問題が出るといったろう。よかったなあ」

いや、実は、私にはどれが当たっていたんだか、ぜんぜん記憶にありません。少なくともほとんど同じ出題はなかったはずです。正直、どの問題を見ても解けないかもなあ、と思ったくらいですから。

いまだに、結局、その子がいった当たった問題がどれだったのかは謎のままです。

同じ問題を、本当に理解するまで質問を繰り返し、悩んで自分で解いていくうちに、問題の根本を掘り当てていたのかもしれません。

どういう問題が出たとしても、偏差値には現れなかった彼女の力で同じ問題に見えたのではないか、と今は思っています。

偉そうに振舞っていても、その時だけは、友だちは来ないのではないかと疑ったメロスのような心境でした。

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