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2006年12月 9日 (土曜日)

さんまの頭

今年持っている6年のワルガキ軍団の中にあって、一人黙々とがんばっている女の子がいます。

クラスの中で女の子は少ないのですが、その中でも口数少なくひたすら努力の好感が持てる子です。

その子がこの頃、授業があった日の帰りがけに毎回のように質問に来るようになりました。

もともとそれほどしゃべる子ではないのですが(もちろん、友だちだけのときの様子は知りません。男の子はそこらへんは予想つきますが、女の子はわかりません)、こちらから話を持ちかけると一生懸命しゃべっているのが伺えます。

志望校と比べると、今のところ成績に不満はありません。

しかし、私の目からはもっと成績が取ってもいいのになあ、という感じです。

授業の感触と成績結果(これまでの合不合3回分)がどうも一致してくれていません。

過去の合不合などやらせるとなかなか良い点を取ってくれるのですが。

「Aちゃん、最後の合不合は本気出してみようか」

「いや、本番になるとあせるというか、緊張はしないんだけど何かうまくいかない」

「じゃあ、あせらずやれば」(あまり内容のある返答ではありませんね)

「そう思うんだけど、行くと、なんかねえ」

「でも練習ではもっと取れるじゃない」

「そうなの、塾の教室でやるとあせらずにできるんだよね。やっぱり緊張しているのかなあ」

「でも最後くらい力を発揮していいよね」

「そうしたいけど」

「……よし、わかった。これだ」

机にためたガラクタをいくつか取り出し渡しました。

「教室のお友だちとけんかにならないように分けてね。このお守りがきくんじゃないか」

「え。もらっていいの。ありがとうございます」

缶コーヒーやお茶などについてくるおまけ、なにかの拍子で手に入れたおもちゃなど、ふだんから机に放り込んであります。

100点取ったらこれ、などということはしませんが、昔も今も生徒は先生からもらうものは喜びます。

特に今年の子どもたちは欲しがります。

他の子のお母さんと面談したときに「先生が使っているシャープペンと同じシャープペンを欲しがるんですよ」と言われました。

そういえば、その子は職員室に来ては授業中だけでも、自分のシャープペンと私のを取り替えてくれと頼んできたことがありました。

私のシャープペンと言っても、100円ショップで3本100円のものが多く、どう見ても子どもが使っているものの方が高級です。

たまに高級なものを使っていることがありますが、これは~中と名前が入った私立中学が宣伝用に配っているものですね。

まあ、去年の子のように髪の毛を抜かれるよりはましです。

その子には次の日、1本33.3……円のシャープペンをあげました。

やはり安物だったらしく、すぐ壊れてしまったようですが。

さんまの頭も信心から。お守りが効くといいのですが。

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コメント

いい子だなあ…
最後の合不合がうまくいくと良いですね。
子どもの友だちにも計画を作ってこつこつと確実にやるタイプがいて、正反対の子を持つ私は非常にうらやましいのですが、残念なことに本番に弱いんだそうです。オリンピックとかでもそういうタイプの選手っていますよねえ。合不合にも魔物が住んでいるのでしょうか?
我が家の最後の合不合は、算数の後半ががたがたでした。(これは魔物のせいでありません)どの辺を重点的に復習すればよいでしょうか。よろしければ、教えてください。よろしくお願いします。

お久しぶりです。
いよいよですね。

魔物がいるのかいないのか、最後は子どもの自信というか、心臓なのでしょうね。

同じ魔物が、別のある者には天使であったりするようです。

ご質問の件、近日中にメールで回答したいと思います。

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