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2007年3月15日 (木曜日)

計算力

もし今、算数が苦手でそれを何とかしたいと思っていれば、まず計算力アップです。
「計算力は身を助ける」です。
特に4年、5年なら大事な時期です。
新5年生の場合、予習シリーズでは4年の終わりの小数の計算に始まり、第6回の「分数の計算(3)」で分数の加減乗除まですべて終わってしまいます。小学校で習う大事な計算が5年の春に終わるカリキュラムです。
春休み期間中に、特に分数の計算は多少長いものまですらすら解けるようにしたいところです。
新4年生の場合は、小数のあつかいも大事ですが、桁の多い整数の割り算を早めにマスターすることが重要です。
今日は新4年のお話をしましょう。

特別な学習はしないで、いきなり4年で塾に入ったとすると、まず苦労するのは計算です。
たとえば和差算を習ったとします。

問題
AさんとBさんの金額の合計は900円で、AさんはBさんより160円多く持っています。
Aさんの金額はいくらですか。

「BさんもAさんと同じ金額を持っているとしたら、合計金額はいくらですか。」
「900+160=1060なので、1060円です」 これはできます。
「これを使ってAさんの金額を求めるには?」
「Aさんの金額は1060円の半分です」 これもわかっています。
「ではAさんの金額は?」
「1060÷2なので……」 ここでとまります。
小学校ではまだ桁の多い割り算はやっていません。
和差算がわからないのではなく、割り算ができないので解けないのです。
2桁以上を割る割り算は当然ながら和差算だけでなく、これから先あちらこちらで出てきます。
多くは、はじめ苦労しても繰り返し必要な場面が出てきますから、自然解消します。または塾か家庭でやり方を必死で教えてできるようになります。
しかし、そこに気がつかないで、または放っておかれて、算数がちっともできないな、となっていると不幸です。
その子は算数ができない、わからない、のではなくて、単純に割り算ができないだけなのです。
たとえば、なれれば48÷6なら8とできます。かけ算九九の逆なので、つながれば速くなります。
しかし、48÷3の方が難しい。かけ算九九にないので、別物になります。
大人なら当たり前の計算ですが、大人だからですね。そこに気づかず教えていると、とんでもない勘違いになります。
もしできなければ、簡単なものでよいので、九九の逆にない割り算を猛特訓すべきです。
まず2桁÷1桁からはじめましょう。
24÷2
38÷2
45÷3
51÷3
60÷4
80÷5
など、暗算でできるようになるまでやりましょう。
それができるようになったら、2桁÷2桁です。
上記の問題の逆です。
24÷12
38÷19
45÷15
51÷17
60÷15
80÷16
……
こういう基本の計算をとばして、いきなり「1060÷2なのでいくら?」と聞かれれば、それは誰でも驚くし、いやになります。
中学受験をしないで、そのまま中学に上がって塾に来た子供たちが上記の計算ができないことは珍しくありません。
「64÷4は?」
「……」
中学生ができなくて、最後に驚いたのはいつでしょう。
私がウン十年前に塾講師を始めたころ、中学生になっても分数の計算ができない子供が増えたことが話題になっていましたが、今はそのレベルどころではないようです。
こういうことも中学受験ブーム再来の一因となっているのでしょう。
話がそれました。
もし、新4年生で、塾に入りたてで、算数に困っていたら、まず計算力をチェックしてあげてください。
上の計算はスラスラできますか?

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学習」カテゴリの記事

コメント

頑張っているつもりだけど
間違ってがっかり、
という子どもの気持ち(私もそうでした)を読み取り
なんとかニコっと笑えるように・・

わが子ではないのにそのように思ってくださる賛仙先生のような存在は
母にはとてもありがたいです。

48÷3!
そしてその逆48÷16!

そうとは知らないこどもにとっては
もっと難しく見えそうですね。

そして、知ってしまえば簡単に見えてきそうです。

負担になりすぎないよう、
でも不可欠なこととして
「猛特訓」を
やりたいと思います。

どうせやるのなら、笑ってがんばってほしいですね。
とは言え、「言うは易し」です。
子供も親も十人十色、苦労の毎日です。
48÷3
48÷16
何となく通り過ぎてしまいやすいところですが、きちんとやっておかないと知らぬ間に穴が広がって、あとになって、どこで学習の仕方を間違ったのだろうとなってしまうところです。
何でもなさそうなところで、意外に穴を作っていることも多いものです。
5年に上がる前までは、できるだけ(私は「数の感覚」と言っていますが)数の成り立ち、関係を肌でつかむ学習をさせたいですね。
まずは「約数」と「倍数」の感覚です。
とは言っても難しいものではありません。
単純に、たとえば、20は4や5で割れるが7では割れない、といったものです。
そういう判断、感覚をできるだけ多くの数について持つことができると計算間違いに悩むことなく、また、さらにいろいろな数のつながりが見えてくるようになります。
低学年の授業を持つと、ゲーム感覚でそういう練習をさせる時間を作ります。
「猛特訓」愛が感じられて、いいですね。応援しています。

賛数仙人たちが、場面とかを何とかしなかったよ。


こんにちは。
四谷テストの「かけ算とわり算」の回で、Aコースですが満点が返ってきました。

答案を丁寧に書くようこころがけたことと、簡単な毎日の計算が奏功したのではと思います。

算数は平均点くらいしか意識したことがありませんでした。が、意外な副作用として子どもがびっくりするほど意欲的になりました。

これから山あり谷ありの道で、子どもの意欲をそがない親でありたいと思います。
中学年の、たった一回の結果ですが、、、
感謝の気持ちをお伝えしたくご報告いたします。
これからもこちらで勉強させていただきます。ありがとうございます。

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