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2007年6月15日 (金曜日)

4年の夏 その3

図形の学習
図形の学習は、4年の夏に集中してやりたい学習のひとつです。
図形の認識能力はひらめきやセンスでないことはホームページの方で書きました。
もし、それがあるとしたら、これまでの学習で好きになったか嫌いになってしまったかの差です。
ひらめきやセンスが必要な問題もあるかもしれません。
しかし、もしあったとしたら、それは中学受験どころのレベルではない問題です。
少なくとも中学受験レベルの図形の問題ではひらめきやセンスは必要ありません。
または、中学受験の図形の問題に必要なひらめきやセンスは、ていねいな学習で身につけられるものです。
ということで、今回は図形の学習についてです。

図形の学習でまず大事なことは、図とともに用語や性質をきちんとおぼえることです。
図形には、そのポイントごとに基本となる図形があります。
簡単に言えば、例題で出てくる図形です。
その図形のポイントが図を見たときに言葉となって出てくるのが望ましいです。
たとえば、平行線があれば、「同位角が等しい」「錯角が等しい」
三角形を見れば、「内角の和は180度」、少し言葉は難しいですが「ひとつの外角はそれと隣り合わない内角の和に等しい」
図を見た瞬間にポイントがわかっている、それが図形のセンスの正体です。
基本となる図形のポイントをたくさんおさえている者が図形に強い者です。

それではそのポイントをおさえる学習には何が必要になるのでしょう。
それは「図形を見慣れる」ことです。
4年なら角度の問題が最適です。
平行線でも三角形でも、やさしい問題でかまわないので自分にとって当たり前になるまで繰り返し見る練習をさせてあげたい。
どことどこが等しいのか指摘させる、問題を解く上でのポイントを言わせる、効果的かと思います。
慣れてきたら、次は基本問題を目で解く練習です。
暗算が難しい問題なら、図形を見て、式を言わせる練習もいいですね。
他の算数の問題もそうですが、ポイントを多く含む問題が難しい問題になります。
そしてそういう問題は、ひとつでもポイントを見落とすと途端に見えなくなります。
問題を目の前にして、ポイントがわからず子どもが固まってしまうと「この子、やっぱりセンスがないのかしら……」
違いますよ。
ポイントがつかめていないだけです。
基本となる図形が頭の中にないだけです。

図形の学習でおすすめがもうひとつありました。
自分で図をかく練習も低学年から癖をつけたいものです。
学習するすべての図形をかく必要はありませんが、じゃあ、自分で図をかいて考えてみればと言ったときに嫌がらずにかけるようにしたいですね。
自分で図をかける子とそうでない子ではやはり差がつきます。
図をかくだけで見えてくる問題もあります。
自分である程度正確に、早く、手際よく、かけるようになれば、その子はじゅうぶん図形が得意なはずです。
はじめは下手でかまいません。上手にかけたときは思いっきりほめましょう。
図画工作ではないのでそれほど上手にかく必要もありません。
いやがらずにわかりやすい図をサッとかく、できるようになるとそれだけで頼もしくなります。

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コメント

うわああ、、
いっぱいすることがあった!
と、改めて思いました。
ありがとうございます。

でも、子どもには
いっぱいすることがある!
とバレないように
何か演出したいと思います。

がんばります!

演出だいじですね。
子どものやる気で、結果が違ってきます。
あせらず楽しみながら学習できるとより効果的ですね。
4年の学習はこれでいちおう完結ということで。
また何か思いついたら書きたいと思います。

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