5年の夏 その1
7月になりました。
夏休み(夏期講習?)まですぐですね。
5年の夏についても考えてみたいと思います。
しかし、学年を問わず大事なのは
まずはとにかく計算力
です。
今日は計算の確認をしていきましょう。
予習シリーズのカリキュラムでは、5年の春で計算はひと通り終了しています。
4年終了時までで小数の加減乗除、5年の春までで分数の加減乗除を習得済みです。
これから先に出てくる新しい計算といえば、比の計算くらいです。
「計算と一行問題集」をしっかりやっていれば問題ないはずですが、軽視していたならば、この夏見直すべきですね。
現時点で必要な5年の計算力をチェック形式で考えてみます。
□ 小数の加減乗除が正しくできる。
□ 整数、小数の混じった式で、計算の順序を正しく理解している。
□ 分数の加減乗除が正しくできる。
□ 分数を小数に直す、小数を分数に直すことができる。
□ 分数と小数が混じった計算を正しくできる。
□ 途中に□がある計算を正しくできる。
大雑把に言うとこんなところでしょうか。
他には単位の計算、ふつうの長さや重さはもちろん、面積や体積の単位の計算、時間の計算もありますね。
時間の計算はおろそかにしていると2学期すぐに出てくる「速さ」でつまづきの原因になります。
計算力が身についているかどうかチェックをしてみましょう。
ふつうの計算テストなどでもかまいませんが、やや複雑なおうぎ形の面積の計算で代用してみてもいいと思います。
小数、分数、計算の工夫などいっぺんに出てきます。意外に間違うものです。計算力があるかどうかよくわかります。
スピードと正確さも必要です。
遅い場合はどこに原因があるか探るべきです。
速いけれど、よく間違う場合は式をきちんと書かせて間違いの箇所を見つけることをさせましょう。
計算力は受験算数では欠かせない体力です。
計算力があれば偏差値50を切るわけがありません。
公文やそろばんなどでよほど計算に自信がなければ、予習シリーズはサボっても、計算と一行問題集はサボってはいけません。
夏は毎日時間を決めて3問から5問程度の計算チェックをお勧めします。
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コメント
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賛数仙人の計算のはなし、たのしいね♪
投稿: BlogPetのサンセン | 2007年7月 2日 (月曜日) 15時12分