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2007年11月 5日 (月曜日)

大物君のこと。その2?

そろそろどんな受験生もおしりに火がついたような状態でしょうか。
今までマイペースだった受験生も目の色を変えて学習し始めていることでしょう。
合否判定、過去問、周囲の雰囲気、変えざるを得ませんね。

1学期は計算と一行をサボリ気味だった「大物」君も、第2回合不合判定テストの結果が思ったよりふるわず、考えるところがあったようです。

合不合判定テストなど、大きなテストが終わったあと、授業前に必ず「自己分析表」を書かせます。
内容は、算数の自己採点結果、成功したところ、失敗したところなどです。
しかし、何だか毎回、みんな同じような内容ばかりなので、少し話をしました。
「なぜ、これを毎回やっているか、わかっていますね」

「テストをやりっぱなしにしないため」
「成功と失敗を次回に生かすため」

なかなかみんなわかっています。

「そう、でも一番は君たちに合格して欲しいからだよ。先生もお父さんお母さんも、みんな君たちに合格して欲しい。そう思っています。そして、当然君たちもそう思っているね」
いつになく神妙にうなずいています。
「先生やお父さんお母さんは君たちの合格を願い、可能性を少しでも高めようと思っています。
「しかし、一番、可能性を高めることができるのは君たち自身です。なんたって自分のことなんだから。君たちがやっていることなんだから。
「さて、そこで、自己分析表なんだけど、さらに追加して、自分の合格の可能性を高める計画とか、やるべきこととか、注意することとか、何でもいいから思いつく限り書いてごらん。
「無理なことは無謀なことは書かなくていいよ。睡眠時間を減らすとか、毎日、算数を5時間やるとか。

すると「大物」君が「よし決めた」
「毎日、1回ずつ先生のテキスト、やり直しをする。うーん、毎日は無理っぽいから、平日、つまり、土日以外は毎日やるってどう?」
「それができたらすごいね。たいへんじゃないか?」
「いや、それでやってみるよ。先生」

夏のがんばりのせいか、第1回合不合までは調子が良かった「大物」君でしたが、できるようになった感触があっただけに第2回合不合の結果がショックだったようです。

「苦手な単元から、どんどんやっていけばいいんだよね」
「そうだね。それがいいね。期待してるぞ」
「だいじょうぶ。絶対やるって」

ところが「大物」君、オチをつけずにはいられないようで、次の授業は体調不良で休んでしまいました。まさか、知恵熱? そういえば、前にブログに書いたときも同じようなことがありました。

そしてさらにその次の授業も開始にはいませんでした。
「大物がいないな」
「先生、あいつ、おかしいよ。具合が悪いと言いながら学校には来てたよ。ふつうはさあ、学校は休んでも塾には来るのにねえ。塾の方が楽しいし」
どっちがふつうかわからないので、これはコメントを控えました。
そんな会話が続いているとき、「遅れました。げほっ」
「大物」君、せきをしながら遅れて登場です。

授業後、聞いてみました。
「例の計画はどう?」
「よくぞ聞いてくれました。具合が悪かったけど、やっているよ。まかせて、先生」
じゃあ、塾休むなよ、と思いましたが、これは言わないことにしました。
今後に期待の「大物」君です。

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