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2008年1月 3日 (木曜日)

チュー君のこと その2

チュー君のこと、続きです。

相変わらず姿勢はなかなか直らないままのチュー君でした。
しかし、だんだんと学習するもので、1、2週間もたつと、これをすると注意されるということは学んだようです。

算数の成績は好調を維持し、夏期講習が始まる前頃には、毎回の授業の小テスト(確認テストやスピードアップテスト)では、クラスで1番が珍しいことではなくなってきました。

……

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ここで、チュー君、持ち前の幼さが手伝ってか、そのうち、みんなの反発を受けるようになりました。

私の場合、テストが終わったあと、小テストは名簿順に各自点数を言わせます。
あとからクラスに入ってきたもので、たまたま名簿ではチュー君が最後です。

さてテスト終了で採点が終わってあと。

「○○君」
「72点」
チュー君「やったね!」
「△△君」
「75点」
チュー君「やったね!」
……

そう、自分の得点の方が上だと、一人ずつ「やったね!」攻撃を開始です。
さらにこれがチュー君がくる前までは1等賞が多かった、今ではチュー君が仮想ライバルとしているA君や「大物」君になると、
「76点」
「やったね!やったね!やったね!やったね!」
連発攻撃です。
そして、自分が最後に呼ばれると、どうだえっへんと胸をはり
「81点!」

もっとも逆に負けると、勝ったクラスの生徒全員から「やったね!」攻撃を集中砲火されるのですが。

あまりいき過ぎると注意をするところです。ここはずるい賛数仙人、黙認することにしました。
このクラスはもともとみんな仲がよく、それはいいのですが、その分、競争意識が薄いところがありました。
「ライバル=仲間」のような関係がいいですね。
しかし、このクラスは昔からの知り合いが多いせいか、「仲間=友だち」です。

そこにチュー君登場で、もとのクラスメイトVSチュー君となかなか険悪な雰囲気です。
「やったね!」攻撃には、はじめみんなあっけに取られ、何だこいつは?みたいな感じでしたが、やがてその回数が増えてくると、気に障ってきたようです。

この頃から、チュー君が、小柄でやせているからか、「ねずみ」というあだ名になりました。
気に障らないときは「チュー」などと呼んでいますが、気に障ると「ねずみ!」、ひどいときには「どぶねずみ!」なんて聞こえてくるときもありました。
しかし、本人はそれが決していやでないらしく、たまに自分で「チューチュー」なんてふざけています。
ここ(塾)こそが、自分の存在をアピールできる、もっとも好きな場所のようでした。

さらにずるがしこい賛数仙人の知恵が浮かびました。

夏期講習初日のこと。
「さあ今日から夏期講習ですが、チュー君によく負けるようになってきました。そこで提案です。夏期講習中のテストで、チュー君対他の生徒で、1等賞争いをするのはどうですか? 毎回のテストで、名前を書けるようにこんな表を作ってみました」
チュー君「いいね、いいね。勝ってやる」
他のみんな「……」
チュー君以外は乗り気でないようです。

明るく負けん気の強い女の子が
「それで、勝つとどうなるの? 勝った方がマックでおごってもらえるとか?」
「え?」
不意打ちをくらいました。そうきたか。
「春の成果判定テストで、クラスの半分以上が満点だったら、連れて行ってくれるというのがあったじゃない。あんな感じで」
物でつるのはどうかと思い、あまりご褒美は乱発しない私ですが、たまにまず実現しなさそうなことには約束してみたりします。
それでもし実現したら、それはそれでうれしく、おごってあげるだけの価値はあります。

「でも、それって、どちらかが絶対勝つよね。それにもしチュー君が勝ったら、先生はチュー君と2人でマック?」
「いや、先生、マックがかかったら、ねずみになんか負けないよ。なあみんな!」

マックは予定外でしたが、それでみんな燃えるのならと約束成立です。

……
これはまだ続きます。

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