リンク

« [お知らせ]メルマガ6年後期10回・最終号 | トップページ | 入試問題紹介 その3 »

2008年1月20日 (日曜日)

チュー君のこと その5

志望校も決まり、算数の自信はじゅうぶん取りもどしたチュー君です。
例の「やったね」攻撃もすっかり復活し、負けたときには「ま、いいか」「ま、そんなこともある」と新しい攻撃も覚えました。
もちろんそういうときには逆「やったね」攻撃を受けるのですが、意にも介しません。

ある日の冬期講習の授業終了後、「チュー君、チュー君、これ教えて」

……

と、その前に応援のクリック↓をいただけるとたいへんうれしく思います。

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ

つい最近までは「ねずみ」、ひどいときにはそれに「どぶ」までつけて呼んでいた女の子数人が「チュー君」と愛称をつけて呼び、質問しています。
教室を出ようとしていたところですが、おもしろそうなので残って様子を見ることにしました。

どうやら私以外に質問をして、もっともよくわかる教え方をしてくれるのがチュー君であることを発見したようです。
聞いていると、言葉はつたないし、多少、論理が飛ぶところがありますが、言っている内容は的確で、ポイントをおさえて教えています。
女の子たちにとって、何よりもいいのは教え方が偉そうでなく、ていねいなところのようです。
他にも算数が得意な子はいるのですが、なぜかチュー君のところに集中しています。
しかもチュー君、自分があいまいなところになると、「うーん、こうだと思うんだけどなあ。どうやったんだっけなあ」と自分が分からないところを隠そうとしません。
「それはこうじゃないの」なんて逆に女の子から習って「あ、そうだ。やるね」なんて言っています。
仲良く教えあうのはなかなかいい傾向と、微笑ましく見ていました。

休憩時間や授業後など、軽い質問はすっかりチュー君の仕事になっていました。
「チュー君、これは?」
「えっとねえ、……」
嫌われねずみから、人気のチュー君に格上げです。
もっともテスト後の「やったね」攻撃がひどいと「うるさい! チュー」と「君」を取られて格下げされますが。

やや難しい問題になると、解けるのだけど教えることができない問題もあります。

ある速さの問題でした。
「これはこうなるんだよ」
しかし、それがどうして出てきたものなのかをなかなかうまく伝えることができません。
「先生、チュー君、だめです」
そういうときはちょっといじけ気味のチュー君です。
そうか、それならとチュー君のあとを受け、教えました。
「やっぱり先生、わかりやす~い」
そらそうだ、プロなんだから。
「いや、でもそれはチュー君が途中までわかりやすく教えたからだよ」

2月1日まで10日あまり、この仲のよいクラスともまたお別れです。
チュー君のこと、これで終わりです。
最後によい花が咲くとよいのですが。

« [お知らせ]メルマガ6年後期10回・最終号 | トップページ | 入試問題紹介 その3 »

生徒」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« [お知らせ]メルマガ6年後期10回・最終号 | トップページ | 入試問題紹介 その3 »

2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

賛数仙人

無料ブログはココログ

最近のトラックバック