もったいない
6年は上位クラス(CS中心)と中堅クラス(B中心)を持っています。
その中堅クラスの方に、1週間前、クラス替えで上がってきた生徒がいます。
今まで持ったことがない生徒ですが、私のクラスに入ってきてビックリ。
授業中はどうも真剣な様子はなく、宿題、課題も一切やっていません。
……
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はじめて教える生徒は1週間くらいは様子見です。
この子、もしかしたら今年の大物君かもしれません。
毎授業ごとにノートチェックなどするのですが、どうも家庭学習した様子がありません。
最初の1、2回はノートを忘れたなどと、ありがちな言い訳をしていましたが、どうやら塾内だけの学習のようでした。
そこでそろそろ学習管理をと思い、休憩時間によんでみると案の定、家庭学習は0に近いことが判明しました。
おいおいよくクラスあがってきたなという感じです。
「家庭学習はしないのかな?」
「えっと、たびたび」
「たびたびって、週にどのくらい? ここ1週間で算数はどのくらいやったの?」
「今週は……」
「わかった。先週までどうしてたのかな?」
「時々はやっていました」
「そうかい。では、わかった。これからはどうする?」
「やります」
「本当に?」
「テレビを見ないようにすればやれます」
「いや、テレビ見てもいいけど、課題はやろうよ」
「わかりました」
その後、算数の基本レベルの質問をすると意外にわかっていました。
これまでは下位クラスだったので、授業だけの理解ですんできたのでしょう。
しかし6年となると、しかもクラスが上がったとなるとそうはいけませんね。
授業中、真剣でなかったのはクラスのギャップに戸惑っていたせいであったようです。
楽は求めず、あと一歩のがんばりができるかどうかで、学力・能力に差がつくように思います。
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