とにかく分数の計算
5年生は来週で分数の計算がひと通り終わりますね。
とはいえ、全員が全員定着しているかは別問題です。
クラスの大半は、はじめて分数の計算を習っているので、これは大変です。
……
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課題の計算と一行やプリントを見ていると怪しげな計算ばかり。
かけ算、わり算の途中で約分ができていないのはまだ序の口、なかには分母にかけるのか分子にかけるのか、問題によって逆になっている子もいます。
毎回、約分の特訓プリント(5年メルマガ読者の皆さん、明日発行のメルマガでお届けします)をやっているのですが、それでも平気で答えに「2/4」「3/6」と書いているのもあります。
「約分できるのでは?」
「あ」
あ、じゃないよと言うところをぐっと押さえ、「ほら、早く約分して」
仕方がないので、授業を先に進みたい気持ちはしまい込み、ひたすら分数のかけ算、わり算です。
一方で、抜群の早さで分数の計算をこなす子どもたちもいます。なかには公文でやった子もいます。
その子たちには入試問題レベルの計算を与え、ひたすら遅れている子たちに分数の個別指導状態でした。
それでも子どもたちは楽しそうです。間違っても楽しそうです。おいおい。
「ほらそこで約分」
「分子と分母のどっちにかけるんだっけ?」
「何でここで分子と分母がひっくり返ってるの?」
こうして、分数のかけ算・わり算を特訓して、成果が出た頃にはすっかりたし算・ひき算の方が混乱しているんだろうなあ。
お見通しであるだけに、先が思いやられます。しかし、これは手を抜けませんね。
春期講習でもまだ特訓です。
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