算数力の基礎チェック その8
逆算で間違いやすいのが、ひき算とわり算でした。
今回はわり算を見ていきます。
ひき算は、□がひかれる数のときはたし、□がひく数のときはひいて求めるため、2種類の操作があり、間違いやすいのでした。
わり算も同様です。
わり算は□がわられる数のときはかけ、□がわる数のときはわって求めます。
□÷9=12
9でわると12になる数、9でわって12になる数と唱え、□は9×12=108です。
72÷□=12
72をわると12になる数、72をわって12になる数と唱え、□は72÷12=6です。
公式でかくと
□÷A=Bのとき、□=A×B
A÷□=Bのとき、□=A÷B
です。
他の逆算でもそうですが、簡単な式を例に考えさせ、比較させる方法は有効です。
どんな数でもルールは変わりませんから、
□÷9=12の下に6÷2=3とかき、比較させます。
□÷9=12
6÷2=3
6(わられる数)を求めるためには2×3を計算すればよいので、□を求めるには9×12を計算すればよいことがわかります。
72÷□=12
6÷2=3
2(わられる数)を求めるには6÷3を計算すればよいので、□を求めるには72÷12を計算すればよいことがわかります。
わり算の検算を教えると、話は早いかもしれません。わり算の話ではなく、かけ算の話になります。
わり算の検算は、
A÷B=Cのとき、A=B×Cですね。
すると、
□÷9=12のとき、□=9×12で108です。
72÷□=12のとき、72=□×12で、12をかけると72になる数を考えて6です。
今回のチェック問題
24÷□=2
60÷□=5
□÷13=7
□÷8=12
72÷□=8
□÷14=8
117÷□=9
□÷13=11
120÷□=15
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