塾に通いだす理想の時期
春期講習ももうすぐ終わりです。
今回は中学受験を目指す場合、いつから塾に通いだすのが理想かを考えてみたいと思います。
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塾講師の私が言うのは何ですが、塾通いが早ければ早いほどいいのかと言うとそうとは限りません(塾の窓口では決して言いませんが(笑))。
ふつうに考えれば、5年の塾の新学期(ふつうは受験が終わってすぐの2月初旬ですね)までには入塾した方が無難です。
塾のカリキュラムは5年、6年でカリキュラムを組んでいることが多く、中学受験を始める場合、5年から入れば単元が抜けることはほぼありません。
5年からスムーズに塾ライフを始めたいのなら、新学期の始まる1ヶ月くらい前から入って塾に慣れるのもよいでしょう。
しかし、上記のことはいきなり中学受験の学習を始める場合のことですね。
できるだけ通塾を遅らせたければ、低学年のうちから塾の学習を念頭において、小学校よりやや進んだ学習を積み、4年になったら、たまに公開テストを受けたり、季節の講習にちょっと参加してみたりして塾のペース(特にカリキュラムの進度)を確認してみるとよいでしょう。
気をつけなければならないのは公開テストの種類です。
塾生予備軍を作るための小学校の進度に合わせたテストと、実力を測るための塾の進度に合わせたテストがあります。
家庭学習で中学受験に臨むのなら、できれば塾のカリキュラムよりやや先を進むのがよいでしょう。
と言っても、4科目、全単元を先に進む必要はありません。
塾のレベルにあわせ、読み書き、計算といった地道な時間をかけてマスターした方がよいところをできるだけ優先させるとよいでしょう。
塾に入ったとき、自信を失くしたり、落ちこぼれたりしないための予防線でもあります。
それができているようであれば、ギリギリまで、場合によっては最後まで塾通いはしなくてもすむかもしれません。季節講習くらいは参加した方が安心ですが。
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