算数力の基礎チェック その10
5年の組分けテストでしたね。
5年生の皆さん、いかがでしたか。
今日は「単位」の話その1です。
……
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算数が苦手な子どものほとんどは「単位」に苦労します。
単純な長さや重さの単位はまだよいのですが、「面積」、「体積」、「時間」の単位になるといけません。
単位は算数が苦手な子どもをいじめるためにあるのではありません。
また、わかりにくく作られたものでもありません。
できるだけ使いやすく、わかりやすく作ってあるはずです。
単位は「主単位」と「補助単位」で成り立っています。
たとえば長さの単位で、km(キロメートル)やcm(センチメートル)では、m(メートル)が主単位です。
これだけでは不便なので、1000倍の意味を持つ補助単位「k(キロ)」をつけて、1000mは1km、100分の1倍の意味を持つ補助単位「c(センチ)」をつけて、0.01mは1cm、つまり1mは100cmとしています。
よって、mm(ミリメートル)は「ミリミリ」でも、「メートルメートル」でもないわけです。
「m(ミリ)」は、1000分の1倍を表しています。
1mの1000分の1が1mmです。
デシリットルのデシは10分の1という意味です。
このように主単位をもとにして、その何倍かを表す補助単位があるわけです。
補助単位には、他にもD(デカ、10倍)、h(ヘクト、haでヘクトアール、ヘクタールですね)などがあります。
しかし、日常でよく使うものがそのままの形で「単位」になっています。haはありますが、hm、Dmは見たことがありません。
ここ数年、日常でよく見かけるようになった補助単位があります。
パソコンやCD、DVD、ハードディスクレコーダーなどで見かけるM(メガ)、G(ギガ)です。
大容量化はまだまだ進んでいますから、この上の「T(テラ)」、さらに「P(ペタ)」もきっと日常使われる単位になりますね。
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