算数力の基礎チェック その11
時間の単位換算は重要です。
他の単位も大事でないわけではありませんが、時間の単位換算ができないと「時計算」は言うには及ばず「速さ」などでも苦労することは見えています。
「速さ」の難しさ、わかりにくさは道のりと時間の2種類の単位を操作しなければいけないことが一因です。
子どもが良く間違えるのは、
「1分は何時間か?」→「0.1時間」
「0.1時間は何分か?」→「10分」
です。
特に2つ目はよく間違えます。出てくる数の世界のほとんどが10進法なので、同じノリで勘違いします。
60分 → 1時間
なので、
1分 → (÷60) 1/60時間
1時間 → 60分
なので、
0.1時間 → (×60) 6分
わかっていれば当たり前のことですが、できるようになるまでは訓練が必要です。
よく使うものは憶えていて即答できるのが望ましいですね。
時間の換算も同じです。時計のイメージと合わせて憶えて欲しいものです。
30分は1/2(0.5)時間
15分は1/4時間、だから45分はその3倍で3/4時間。
20分は1/3時間、だから40分はその2倍で2/3時間。
おまけの練習問題
20分=□時間
0.8分=□秒
2.8時間=□時間□分
45秒=□分
24分=□時間
36秒=□時間
« 80 | トップページ | 算数力の基礎チェック その12 »
「学習」カテゴリの記事
- 自宅で我が子に算数を教える方のために その15(2016.10.14)
- 自宅で我が子に算数を教える方のために その14(2016.10.11)
- 自宅で我が子に算数を教える方のために その13(2016.10.09)
- 自宅で我が子に算数を教える方のために その12(2016.10.04)
- 自宅で我が子に算数を教える方のために その11(2016.09.28)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント