算数力の基礎チェック その12
面積は1辺の長さが1の正方形をもとにして考えます。
1辺の長さが1の正方形が横に2個並ぶと、たての長さが1、横の長さが2の長方形で、その面積は2です。
1辺の長さが1の正方形がたてに2個、横に3個並ぶと、たての長さが2、横の長さが3の長方形で、その面積は6です。
1辺の長さが1cmの正方形の面積を1c㎡といいます。
1辺の長さが1mの正方形の面積を1㎡といいます。
mの後ろの小さな2は、cm×cm、m×mを表しています。
面積は「長さ×長さ」、「たて×横」が基本です。
なんて話をしたあとでも、
「1㎡は何c㎡ですか?」
と聞くと、子どもは平気で元気よく
「100c㎡!」
1m=100cmから、なかなか抜け出してくれません。
1mは100cmで、1辺1cmの正方形がたてに100個、横に100個並んだ正方形の面積と等しいので、1㎡=(100×100=)10000c㎡です。
面積の単位は、正方形をもとにして秩序正しく並んでいます。
1辺1cmの正方形の面積は1c㎡です。
1辺10cmの正方形の面積は100c㎡です。
1辺1mの正方形の面積は1㎡、1mは100cmなので、1㎡=10000c㎡です。
1辺10mの正方形の面積は100㎡で、これは1aです。
1辺100mの正方形の面積は10000㎡で、これは1haです。
1辺1kmの正方形の面積は1k㎡で、1000000㎡です。
面積の単位は、1辺×1辺がもとになるので、100c㎡以外は、100倍区切りになります。
㎡→a→ha→k㎡、これは矢印1個につき、小数点の位置が左に2個ずつずれていきます。
逆ならば当然、右に2個ずつずれていきます。
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