算数力の基礎チェック その14
今回は「単位あたりの量」についてです。
「単位あたりの量」に弱いと、これは大変なことになります。
重要さにおいては「割合」に並びます。
……
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「割合」とは、同じ単位の2つの数量を比べるときの比べ方のひとつです。
それに対して、「単位あたりの量」とは、単位が違う2つの数量を比べるときの比べ方です。
○あたりの□のとき、単位あたりの量は「□÷○」になります。
受験算数で最もよく出てくる「単位あたりの量」は何だかわかりますか。
そう、「速さ」です。
分速は、1分間に何m進むのかと言う意味です。
時速は、1時間に何km進むのかと言う意味です。
1分(時間)あたりで進む道のりを比べます。
1200mを行くのに30分かかったときと、900mを行くのに20分かかったときでは、どちらが早いのか、数字を見ているだけではよくわかりません。
そこで、単位あたりの量の登場です。
1200mを行くのに30分かかったとき、1分間に何m進んだのかを考えると
1200m÷30分=40m/分
です。
また、900mを行くのに20分かかったときは
900m÷20分=45m/分
です。
片方の量を1あたりでそろえることによって、2つの量の組み合わせをわかりやすくするわけです。
……
続きます。
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