算数力の基礎チェック その17
今日は夕方から突然のやや強い雨、しかし、授業が終わる頃にはやんでいました。
今回は「約数」についてです。
……
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ある数Aの約数とは、Aをわってわりきることができる整数のことです。
5の約数は、
5÷1=5
5÷2=2…1 ×
5÷3=1…2 ×
5÷4=1…1 ×
5÷5=1
から、5をわりきることができる整数は1と5だけなので、5の約数は1、5です。
6の約数は、
6÷1=6
6÷2=3
6÷3=2
6÷4=1…2 ×
6÷5=1…1 ×
6÷6=1
から、6をわりきることができる整数は1、2、3、6なので、6の約数は1、2、3、6です。
ある数Aの約数は、上記のように、Aを1からAまでの数でわって求められます。
しかし、実際に約数を求めるときには、違う方法で考えていきます。
※ 3つの整数A、B、Cがあり、A×B=Cのとき、AやBはCの約数です。
よって、6の約数は、かけると6になる2つの数の組を考え、
1×6、2×3から、1、2、3、6です。
18の約数は、かけると18になる2つの数の組を考え、
1×18、2×9、3×6から、1、2、3、6、9、18です。
1はすべての数の約数です。
Aの約数で、最も大きな約数はAです。
ある数Aの約数が、1とAだけであるとき、Aは素数でした。
分数の計算がひと通り終わり、ふつうにできるようになった頃には、ある程度の約数はスラスラ言えるようにしたものです。
☆ 次の数の約数をスラスラ言いなさい。
1. 6
2. 8
3. 9
4. 10
5. 12
6. 15
7. 16
8. 18
9. 20
10. 21
11. 24
12. 25
13. 27
14. 28
15. 30
これより大きい数でも、約数の個数が6個以内くらいの数は見て言えるようにしたいものです。
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