学習環境
今年から、教え子ではありませんが、ある共学の私立中学に通う女子生徒に数学をたまに教えています。
この学校の数学は習熟度に応じ、学力別クラスになっています。一番進度が早いクラスにいるらしく、そこから落ちたくないとのことでした。
……
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中学3年に上がる前のテストがイマイチだったようです。
本人いわく「ギリギリ今のクラスに残ったので、何としても、このクラスでついていけるようにがんばりたい」
応援しないわけにはいけません。
学習内容を見てみると、さすがは進学に力を入れている私立、さほど珍しいわけではありませんが、中学2年のうちに中学3年までの内容がほぼ終わっています。
また、本人の理解度も悪くありません。少なくとも基礎はしっかりしているようです。
今、学校で学習しているのは高校1年のはじめの方です。教科書以外に副教材があり、それを繰り返し学習させています。
ちなみに中学の内容の方は、東京出版の臨時増刊で出ているものなどを副教材で使っていたようです。
この学校は特別、中学入試ランキングでトップの学校ではありません。しかし、塾に通ってくる公立の中学3年生との差は歴然です。
勉強はどこでも、ひとりでも、できます。公立に通っていても、私立中学生に負けない子はいます。しかし、それはなかなかマレで、たいへんなことです。
進度が早ければいいということもありませんが、学習に対する意欲やかける時間についても、やはり私立の方に軍配が上がりそうです。
置かれている環境で取り組み方は変わります。人の価値観は変わります。子どもには、もちろん、学習環境だけでなく、最もよい環境で育って欲しいものです。
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