算数力の基礎チェック その21
整数は、約数の個数で分類することができます。
約数の個数による分類。
約数の個数が1個。
これは、唯一「1」だけです。1をわることができる数は1だけです。
約数の個数が2個。
これは「1とその数でしかわれない数」、そう「素数」です。
約数の個数が3個。
これは「素数の2乗」となる数です。
小さい順に、4(=2×2)、9(=3×3)、25(=5×5)、49(7×7)、121(=11×11)、……
約数が3個の数は100までにたったの4個です。
ここまでは受験の常識としたいところです。
約数の個数が4個。
これは2タイプあります。
A、Bを異なる素数とすると、
A×A×A(素数の3乗)型
小さい順に、8(=2×2×2)、27(=3×3×3)、125(=5×5×5)、……
A×B型
小さい順に、6(=2×3)、10(=2×5)、14(=2×7)、15(=3×5)、21(=3×7)、22(=2×11)、26(=2×13)、33(=3×11)、34(=2×17)、35(=5×7)、38(=2×19)、39(=3×13)、……
30台にたくさんありますね。33、34、35は連続しています。
約数の個数が5個。
これは「素数の4乗」となる数。
小さい順に、16(=2×2×2×2)、81(=3×3×3×3)、625(=5×5×5×5)、……
約数が5個の数は100以下にたったの2個です。
ちなみに、「約数の個数が奇数個の数は平方数」です。
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