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2010年6月22日 (火曜日)

低学年の学習 その2

暑い日が続きますね。

前回からの続きです。


子どもの論理的な思考力は、具体から抽象に向かわせるのがよいと思います。
手作業や社会経験が具体的なものの基礎になります。

たとえば立体の感覚などは教える側も教わる側も苦労します。
高学年になり、受験のための学習となるとテクニックから入りますが、本来は積み木ブロックやリンゴの皮むきなど、実体験から入るべきかと思います。
それをつかんでいると理解が深くなります。立体をイメージできる力は、それに近いものをどれだけ真剣に興味を持って見てきたかで変わります。
紙にかかれた立方体や直方体を見たときに、頭の中にサイコロの形や箱の形のフォーマットがあるのかないのかで差がつきます。
立方体をななめに切断したときの切り口など、なかなか初めから正答できる子どもは少ないです。もともと意識しなければそういうものを見る機会がないせいもあります。
興味を持って五感に訴えられるもの、子どもにはそういうものをたくさん吸収してほしいと思います。

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