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2010年6月29日 (火曜日)

SAPIX生

他塾の批判や意見を言う考えはないので、四谷にしろSAPIXにしろ良いことばかり書いてきました。実際、良いところはたくさんあります。一番は営業と講師をしっかり分けているところです。そうでなければ真の指導は難しいと思います。やめさせてはいけない、オプションやイベントはできるだけ取らせなければいけないが先にあっては本当に良いものは提供できません。
しかしあえてSAPIX生の話。
ノートが書けませんね。プリントに書き込ませ、完結するスタイルなのでどうしてもそうなってしまうのでしょうが、ほとんどの生徒がノートにきちんと式や解き方を書く指導からやっています。
本番のテストはノートにはやりませんからスピード重視で実戦的と言えばそうなのでしょうが、どこでどう間違ったのかのチェックが難しいです。よほど几帳面でよくわかっている生徒しかしっかり式を書くことができないのではないでしょうか。それでも首都圏ナンバーワンの実績ですから受かっちゃうんでしょうね。それとも入試の直前くらいから解き方を書く練習をさせるのでしょうか。
あまりにきれいな参考書的なノートもどうかと思いますが、途中をしっかり見ることも必要かと思います。どの子も計算力はあるのですが、ダーッとグシャグシャに書くのでミスの原因がわからなくなります。
ノート指導だけで確実に力をつけてあげている気がします。

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