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2010年7月14日 (水曜日)

砂上の楼閣 その4

ではどうやって学力レベルを上げていけばよいのか。
はじめから塾のカリキュラムに乗り、それに従って学習をしていても少しずつ穴やほころびはできます。途中から入ってしまった場合、低学年ならまだしも5年や6年であったりすると大きな穴があると思った方がよいでしょう。
正しく学習を続けていれば、成長することや他の単元を習ってふさがる穴はあります。しかし、気が付かないうちに大きな穴になり、それがもとで理解を大きく妨げていることもあります。ふだんから一生懸命やっているのになぜか伸びない。これにはまず基礎学力のチェックが必要です。
算数や数学で高度な問題を解くためにはその高度な問題の解法だけ身に着けても意味がありません。難しい問題ばかりやっていても基礎がなければ意味のない苦痛を伴うただの修行です。その問題を理解するための知識や糧となるその段階以前の問題があります。問題と問題をつなぐ知識や解法をステップを踏んで学習していることが必要です。しかし、それを大もとまでたどることは困難です。
我が塾AMPでは、まず体験学習は1:1でできるだけ教えてみるようにしています。適切な学習指導とあいた穴の発見をするためです。
四谷系なら計算と一行、SAPIXには基礎トレーニングがありますね。これをできるだけサボらないことがまず第一歩です。できれば悩まずスラスラ解けるようにすることが望ましい。
九九やたし算ひき算ができなければ小学校の教科書も難問だらけになることでしょう。中学受験算数では、計算と一行が九九と同じです。同じように中3生には展開、因数分解は数学の九九だから頭を使わずにできるようにすべきとよく言います。
高度な問題は高い壁です。
そのまま走って飛び越えようとすれば激突するに決まっています。簡単なはしごで登ってもそれが自分のものになっていなければ次の壁が出てきたときにはしごはありません。
映画などで城壁を攻略するとき、土嚢をたくさん積んで登るシーンが出てきますね。
高度な問題を攻略するには基礎となる問題の土嚢がよりたくさん必要です。土嚢を積み上げること、それが確固たる学力のもとになります。
自分が好きな易しい問題ばかり解いていても意味がありませんが、それ以上に難しい問題ばかりでも穴を大きくするばかりです。

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