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2013年5月10日 (金曜日)

SAPIXの強さ その5

質より量が勝ることは多々あります。

それを地で行って成功しているのがSAPIXです。

6年生に与える圧倒的な教材の量、これには驚きます。
予習シリーズ系でいえば、予習シリーズ、演習問題集の基本、標準(これはそういう名前ではありませんが)、応用、そして計算、すべて合わせると同じ量くらいになるでしょうか。予習シリーズをお使いの皆さん、全部を買いそろえてやってはいないですよね。買っていても使っていない、手が回らないものがありますね。

SAPIXの4年、5年はまだ内容も穏やかで、量もそれほどではありません(現4、5年の皆さん、それでもじゅうぶん大変なことはわかります)。しかし、6年の夏明けなどはレギュラーのものに加え、土特のプリント(これは1学期からあります)、SS(日曜特訓です)のプリントに志望校別まであります。もっとも予習シリーズと同じく、生徒全員がすべてそれらをこなすわけではありません。

クラスというかコースでさじ加減があります。やる根性と持っている時間、解くスピードでどれだけやるかはまちまちで、基本的には担当の講師からやるべき個所は指示されています。どのコースにいるかにもよりますが、重要なところを6割ほどやっていれば充分でしょうか。単純に言うと、こなす量は上位層は7割、中堅は5割、下位は3割くらいですか。また、これも担当講師次第かと思いますが、課題のチェックが甘ければ塾だけで完結、宿題なしの技もあり得ます(笑)。まじめな子ほど大変ということになります。

SAPIXにはECOクラブなるものがあるようですが、こと教材に関しては全くECOではありません。ずっとSAPIXに通われている方は教材置き場用の部屋が必要なのではと心配になるくらいです。
成績が上位でも下位でも与える教材は同じ、それをこなせば難関突破、それがSAPIXです。

他の塾が真似したら、しかし、これはきっとクレームの嵐でしょう。
教材が難しすぎる、教材で使っていない、または終わっていないところがある、習っていない問題が出た、うちの子は教わっていない、どれもありがちなクレームです。

生徒ひとりひとりに合った指導、それを一般の塾には求められてきました。または求められていると思っていました。
予習シリーズの基本問題集(今は名前が違います)はその例のひとつでしょう。
子ども目線で気持ちの良くなる教材を、ということで教材はどんどん細分化されていきます。

一段一段上るように学習していくことは大事です。しかし時には負荷をかけることは必要です。その負荷に耐え、乗り越えることができる子ども、競争心を最後まで持てる子どもにはSAPIXは向いています。もちろん、そうでない子どももたくさんいることは事実です。

塾選びは難しい。

楽しさばかりでは伸びませんし、負荷が大きければ萎縮します。
やさしい教材ばかり使っていても実力はつきませんし、難しいことばかりやっていても基礎がなく、土台から崩れていきます。

まだ続きます。

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