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2014年6月12日 (木曜日)

予習シリーズについて その2

新シリーズの流れを旧シリーズとの比較で、分野別に見ていきましょう。

小学校で習得する計算分野で言うと、旧シリーズでは5年の4月で分数の加減乗除が終わりましたが、新シリーズではそれが4年の11月で終わります。ほぼ半年早いペースです。

以下、主要なところを単元別に見ていきます。 それぞれ「単元名」(旧予定→新予定)になっています。
また、学年は塾での学年です。つまり、6年2月なら本当は5年の3学期ということになり、2月が学年はじめ、1月が学年終わりです。

和と差に関する問題
 つるかめ算(5年6月→4年6月)
 消去算(5年5月→4年12月)
 差集め算(5年9月→5年4月)

割合
 割合(5年5月→4年12月)
 食塩水(5年7月→5年4月)
 売買損益(5年9月→5年4月)
 比(5年10月→5年9月)

速さ
 速さ(5年9月→4年1月)
 旅人算(5年9月→5年7月)
 通過算・時計算(5年12月→5年11月)
 流水算(5年1月→5年12月)
 速さと比(6年4月→5年10月)

平面図形
 四角形の面積(5年2月→4年7月)
 三角形の面積(5年2月→4年7月)
 円の面積(5年5月→5年3月)
 相似など(5年11月→5年9月)

その他、場合の数は、5年7月→5年5月、仕事算は、6年2月→5年12月となっています。

立体や規則に関する問題など、他にもありますが、上記だけでも流れがつかめることと思います。

少し分析をしてみると、速さや割合、面積など大事な単元は初出を半年くらい早めていることがわかります。
仮に昔のノリで5年から予習シリーズを始めようとすると、割合を習っていないのに、%、割分厘、食塩水、売買損益、速さを習っていないのに、旅人算、時計算となります。何とかなる子もいるかもしれませんが普通は無理です。

4年の初めからしっかりやっていかないと無理なカリキュラムとなりました。

続きは後日に。

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