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2016年6月 5日 (日曜日)

数脳・図脳・算数脳 その1

目の前の問題を2、3秒熟読し、一瞬の間のあと一気に解き始めます。浮かんだ解法とその解答まで、一直線に突き進むようにペンが加速をつけて動きます。

よく解けるものだ、よく理解できるものだと感心します。

 

開成中に通う生徒なので仮にK君とします。

K君は今中学2年生になったばかりですが、目の前にある問題とは高校数学2年相当の参考書です。

 

中学受験が終わり、まだ1週間もたたないある日、K君のお母様からお電話がありました。

受験が終わってやることがないというので、姉の数学の問題集を与えたが飽き足らず、また当塾に通って数学を習いたいとのことでした。

もちろん快く引き受けました。

 

驚いたのはそこからです。

 

開成に受かるくらいですから、優秀な生徒であることは間違いありません。ただし、どの科目も開成レベルには達していましたが、特に算数が抜きんでてできるというタイプではなく、どの教科もまんべんなくできる、安定感のある生徒でした。仮に多少1科目失敗しても他でじゅうぶん取りもどせる力を持っていました。

 

そのK君にまたすぐ数学を教えることになったのですが、驚いたことに2月から中学生活がまだ始まらない春休みまでで中学内容の数学を終わらせてしまったのです。無理矢理進めれば誰でもできるかもしれません。しかし、K君の場合は教わりながらとはいえ、中学内容の数学を無理なくどんどん進めていったのです。これには中学受験の算数を教えていたとき以上に驚きました。

 

「都立高の数学なら明日受けても大丈夫じゃないかな」

 

中学入学まで1週間くらいのある日、そう冗談で言ったくらいにマスターしていました。その吸収力と理解力に、少し大げさかもしれませんが、子どもの無限の可能性を再認識しました。

いわゆる算数ができる子とできない子の差は何でしょう。


また、その差はどこでついていくのでしょう。


遺伝や環境が大きく関わることは否定しません。

否定しませんが、教える生徒が皆だれでも、授業や自分独自の教材を通して、K君のようになる方法があるならそれを見つけたい。

そういう思いはもちろん昔からありましたが、K君を見ていて思いが強くなりました。

 

 

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